投稿

マイクロ法人 はじめての申告(11)別表七(一)

イメージ
 「 全力法人税 」を使った別表七(一)の作成について紹介します。 こじかのマイクロ法人は2017年12月31日に 第1期の決算 を向かえました。2018年2月3日に郵送で法人税、法人県民税、法人市民税の確定申告を行い、2018年2月8日までに受付印が押印された各申告書の控えを入手することが出来ました。 申告書の作成メニュー  別表七(一)を作成するには、基本情報登録( 2018年2月27日の記事 )を済ませ、勘定科目内訳書( 2018年3月3日の記事 )の入力を済ませ、申告書メニューの上から順番に 別表2 、別表15、法人税等の納付状況( 別表5(2) )の入力を済ませた上で、別表7をクリックします。  別表七(一)の作成  こじかのマイクロ法人では、別表7の画面での入力はありませんでした。必要事項は他の入力画面からの転記や自動計算されていました。 別表七(一)の印刷  先の入力画面で完成した別表七(一)は、印刷メニューでPDF出力することが出来ます。 PDF出力できるのは有料版だけです。ただし、無料版でも先の入力画面は使えますから、手書きであれば無料で別表七(一)を作成できると思われます。 出力されたPDFを見ると、欠損金額(別表四(48の①))と記載されています。念のため別表四のNo.48(①総額)を確認したところ、金額は一致していました。 ブログ記事用の架空モデル  この記事に登場した会社名、人名、金額等はすべて架空のものです。今後作成を予定している他の別表の記事でも、同様の金額を使う予定です。設立初年度の決算・申告ですが、2017年1月1日設立というありえない設定です。  勘定科目 金額 税引前当期純利益  △ 200,000 円 法人税等 100,000 円   源泉徴収(ソーシャルレンディング) 30,000 円   法人県民税(均等割) 20,000 円   法人市民税(均等割) 50,000 円 当期純利益 △ 300,000 円  また、ソーシャルレンディングで源泉徴収された所得税を、指定の銀行口座に全額還付するような申告内容となっています。 この記事について  この記事はマイクロ法人ではじめての申告を行ったこじかの個人的な備忘録です。法人税や申告...

マイクロ法人 はじめての申告(10)別表六(一)

イメージ
 「 全力法人税 」では未対応の別表六(一)の作成について紹介します。 こじかのマイクロ法人は2017年12月31日に 第1期の決算 を向かえました。2018年2月3日に郵送で法人税、法人県民税、法人市民税の確定申告を行い、2018年2月8日までに受付印が押印された各申告書の控えを入手することが出来ました。 別表六(一)について  こじかが申告書を作成した2018年1月時点において、全力法人税では別表六(一)は未対応でした。 こじかが法人税申告書の入門書として使っている「 法人税申告書の書き方がわかる本(著:税理士 小谷羊太) 」では、「預金利息を受け取っている場合の別表」として別表六(一)が登場しました。この論点は別表六(一)だけではなく 別表一(一) や 別表四 と絡めて理解しなければならず、法人税申告書初心者のこじかにとっては難解な部分でした。それだけに全力法人税が未対応なのは残念でなりません。   昨今の低金利の環境では銀行の預金利息はスズメの涙です。利息は受け取り時に15%ほど所得税が源泉徴収されますが、その徴収額はさらに微々たるものです。数円や数十円のために超面倒な申告手続きをするくらいなら、たとえ二重課税であることが分かっていても放置するのが合理的と普通は考えるものです。  そのような文脈から、全力法人税が別表六(一)に未対応なのも分からなくはありません。 ところが、こじかのマイクロ法人ではソーシャルレンディングの分配金から所得税が源泉徴収されており、その金額は数万円に達します。無視できる金額ではありません。 そのようなわけで、通常であれば放棄する別表六(一)を作成しました。 別表六(一)の作成  ネットでずいぶん調べたのですが、ソーシャルレンディングの分配金をどの区分に入力するべきか、結局分かりませんでした。最もそれらしいと考え区分No.1に入力した次第です。 今でも確信はないのですが、 別表一(一) で申告した通り所得税の還付を受けることが出来ましたから、とりあえず次年度も同じように申告する予定です。   実際の作成は手書きです。ネットでダウンロードした別表六(一)のPDFを印刷し、以下のような数値を記入しました。 No.1の①はソーシャルレンディングの源泉徴収前の金額を、No.1の②及び③には源泉徴収された所得...

マイクロ法人 はじめての申告(9)別表五(二)

イメージ
 「 全力法人税 」を使った別表五(二)の作成について紹介します。 こじかのマイクロ法人は2017年12月31日に 第1期の決算 を向かえました。2018年2月3日に郵送で法人税、法人県民税、法人市民税の確定申告を行い、2018年2月8日までに受付印が押印された各申告書の控えを入手することが出来ました。 申告書の作成メニュー   全力法人税における別表五(二)の作成メニューは「法人税等の納付状況」と「納税充当金の計算」の二つに分かれています。 先ず、「法人税等の納付状況」を入力するには、基本情報登録( 2018年2月27日の記事 )を済ませ、勘定科目内訳書( 2018年3月3日の記事 )の入力を済ませ、申告書メニューの上から順番に 別表2 、別表15、の入力を済ませた上で、法人税等の納付状況( 別表5(1) )をクリックします。 次に、「納税充当金の計算」を入力するには、先の「法人税等の納付状況」の入力を済ませ、 別表7 、別表4( 2018年3月14日の記事 )、別表5(1)( 2018年3月17日の記事 )の入力を済ませた上で、納税充当金の計算(別表5(2))をクリックします。 別表五(二)の作成 「法人税等の納付状況」の入力  この画面で入力した個所は二か所です。画面下側にある「所得税額控除を適用した所得税(損金に算入されない所得税)」の「当期発生税額」と「損金経理納付」の列にソーシャルレンディングで源泉徴収された金額(30,000)をそれぞれ入力しました。 法人税等の納付状況(別表5(2))入力画面で入力可能なのは9か所です。それ以外にも欄は沢山あるのですが、他の入力画面からの転記や自動計算なので、入力したくとも入力できません。画面下の[ 保存 ]ボタンをクリックして別表5(2)の前半となる法人税等の納付状況の入力は終了となります。 「納税充当金の計算」の入力画面  こじかのマイクロ法人では、別表5(2)の後半となる「納税充当金の計算」画面での入力はありませんでした。必要事項は他の入力画面からの転記や自動計算されていました。 別表五(二)の印刷  先の入力画面で完成した別表五(二)は、印刷メニューでPDF出力することが出来ます。 PDF出力できるのは有料版だけです。ただし、無料版でも先の入力画面は使えますから、手書きであれば無料...

マイクロ法人 はじめての申告(8)別表五(一)

イメージ
 「 全力法人税 」を使った別表五(一)の作成について紹介します。 こじかのマイクロ法人は2017年12月31日に第1期の決算を向かえました。2018年2月3日に郵送で法人税、法人県民税、法人市民税の確定申告を行い、2018年2月8日までに受付印が押印された各申告書の控えを入手することが出来ました。 申告書の作成メニュー  別表五(一)を作成するには、基本情報登録( 2018年2月27日の記事 )を済ませ、勘定科目内訳書( 2018年3月3日の記事 )の入力を済ませ、申告書メニューの上から順番に 別表2 、別表15、法人税等の納付状況( 別表5(2) )、 別表7 、別表4( 2018年3月14日の記事 )の入力を済ませた上で、別表5(1)をクリックします。 別表五(一)の作成  別表五(一)は別表四に比べ税務初心者のこじかも理解しやすい内容でした。「利益積立金額及び資本金等の額の計算に関する明細書」というタイトルの通り、内容的には決算書の一つである「株主資本等変動計算書」の税金版と言ったところです。期末残高が期首からどのように増減して出来上がったのかを明らかにします。 入力した個所は二か所。区分の入力欄に「未収還付所得税」と入力し、その右側、増の③の列にソーシャルレンディングで源泉徴収された金額(30,000)を入力しました。   全力法人税の別表5(1)入力画面で入力可能なのは18か所です。それ以外は他の入力画面からの転記や自動計算なので、入力したくとも入力できません。入力可能箇所はそれなりに多いのですが、残高の増減を記入する単純な内容であるし、資本金の増減などはめったにあるものではありません。 画面下の[ 保存 ]ボタンをクリックして別表5(1)の入力は終了となります。 ナゾの「差引合計額」  別表五(一)の入力画面で自動計算される「差引合計額」(後述のNo.31の額)は、こじかにとって少しナゾでした。 こじかが提出した申告書の別表のなかで、この「差引合計額」を引用した個所が無いのです。こじかの知識が不足していて、どのような用途の額なのかわかっていないだけなのでしょう。 別表五(一)の印刷  先の入力画面で完成した別表五(一)は、印刷メニューでPDF出力することが出来ます。 PDF出力できるのは有料版だけです。ただし、無料版で...

マイクロ法人 はじめての申告(7)別表四

イメージ
 「 全力法人税 」を使った別表四の作成について紹介します。 こじかのマイクロ法人は2017年12月31日に 第1期の決算 を向かえました。2018年2月3日に郵送で法人税、法人県民税、法人市民税の確定申告を行い、2018年2月8日までに受付印が押印された各申告書の控えを入手することが出来ました。 申告書の作成メニュー  全力法人税はメニューの順番に入力していくと申告書が出来上がる設計になっいます。ぱっと見た感じ申告書メニューの順序はバラバラです。別表一、 別表二 、別表四、別表五というように順を追った作成メニューにはなっていません。 おそらくは、同じ数値を何度も入力させないようにするために、このような順序になっているのだと思われます。素人的にはとっつきにくいのですが、真の意味で素人にやさしいデザインになっています。   別表四を作成するには、基本情報登録( 2018年2月27日の記事 )を済ませ、勘定科目内訳書( 2018年3月3日の記事 )の入力を済ませ、申告書メニューの上から順番に 別表2 、別表15、法人税等の納付状況( 別表5(2) )、別表7の入力を済ませた上で、別表4をクリックします。  別表四の作成  別表四は申告書の中心となる明細で、その記入項目の数は膨大。その上、留保や社外流出などの専門的な概念を理解していないと、どこに何を記載して良いのやらチンプンカンプン。素人が申告書の作成を自力でやろうとして戦意を挫かれる代表的な別表です。ボスキャラ級の別表と言ってよいでしょう。   しかし、全力法人税では、ボスキャラ級の別表四がスライム程度のへなちょこキャラになっています。事実、こじかのマイクロ法人では1か所しか入力していません。ホイミでHPを満タンにして挑んだのに、ただの一撃で仕留めてしまった。そんなあっけなさでした。 こじかのマイクロ法人が入力したのはNo.29(法人税額から控除される所得税額・・・)。ここにソーシャルレンディングで源泉徴収された金額を入力しました。もっとシンプルな法人であればNo.29の入力も不要でしょうから、その場合、全く入力無しで別表四が完成するという信じられないことが実現します。   ちなみに全力法人税の別表4入力画面で入力可能なのは8か所です。それ以外は他の入力画面からの転記...

マイクロ法人 はじめての申告(6)別表二

イメージ
 「 全力法人税 」を使った別表二(同族会社等の判定に関する明細書)の作成について紹介します。 こじかのマイクロ法人は2017年12月31日に 第1期の決算 を向かえました。2018年2月3日に郵送で法人税、法人県民税、法人市民税の確定申告を行い、2018年2月8日までに受付印が押印された各申告書の控えを入手することが出来ました。 別表二の作成  全力法人税では、各種の別表を作成する前に、申告に必要な基本情報登録を行います。その基本情報のなかに「株主名簿」の登録があり、そのことを 2018年2月27日の記事 で紹介しました。  株主名簿を正しく登録した後で、[ 同族会社の判定明細書出力 ]ボタンをクリックすると、別表二(同族会社等の判定に関する明細書)がPDFで出力されます。この機能は無料版でも利用することが出来るようです。  同族会社の判定No.1、No.2、No.3、No.10、No.18の内容は、決算情報登録の「当期末資本金の金額」や株主名簿の登録内容から自動判定されました。 こじかのマイクロ法人の株主はこじかとこじかの妻の二名です。こじかの妻は50%以上の株式を所有する大株主でかつ代表取締役です。形式上マイクロ法人の支配者です。こじかは50%未満の少数株主で取締役ではありません。か弱いただの出資者です。 一見難しそうに見える別表二ですが、PDFファイルを印刷するだけなので作成はとても簡単でした。 この記事について  この記事はマイクロ法人ではじめての申告を行ったこじかの個人的な備忘録です。法人税や申告などの税務に関する助言ではありません。また、この記事を参考にして税務を行った結果、損害を被ったとしても一切の保障やサポートは致しません。すべて自己責任でお願いします。

マイクロ法人 はじめての申告(5)別表一(一)

イメージ
 「 全力法人税 」を使った別表一(一)の作成について紹介します。こじかのマイクロ法人は2017年12月31日に 第1期の決算 を向かえました。2018年2月3日に郵送で法人税、法人県民税、法人市民税の確定申告を行い、2018年2月8日までに受付印が押印された各申告書の控えを入手することが出来ました。 別表一(一)の作成  いきなりでなんですが、申告書作成ソフトの全力法人税には別表一(一)の入力画面がありません。基本情報登録や申告情報・決算情報登録の入力情報や他の別表の情報が集められて作成されいます。 事前にそれらの入力画面で漏れなく正確に決算情報等を入力し、下図のようなPDFファイルを出力することができました。(ただしPDF出力は有料版のみ可能です) PDFファイルを印刷し、①申告日付、②代表者署名及び押印、③経理責任者署名及び押印、この三か所を手書きで埋め、別表一(一)を完成させました。なお、代表者の印と経理責任者の印は別々のものを用いました。 ①別表一(一)ヘッダー  下表のように、ヘッダー部分の内容は、基本情報登録、申告情報、株主名簿、決算情報登録、の各画面で入力した情報の転記、または変換によるものと思われます。  項目名 情報源 納税地 基本情報登録の住所情報 法人名 基本情報登録の「法人名」 法人番号 基本情報登録の「法人番号」 代表者住所 株主名簿の代表取締役の住所情報 事業種目 基本情報登録の「業種」 期末現在の資本金の額 決算情報登録の「当期末資本金の金額」 同非区分 株主名簿の情報から判定 整理番号 基本情報登録の「整理番号」 申告期間 申告情報の「会計期間」 ②別表一(一)法人税額の計算  下表のように、「 この申告書による法人税額の計算 」部分の内容は、他の別表入力画面で入力した値の転記または計算結果によるものと思われます。  項目名 No. 情報源(おそらく) 所得金額 1 別表4入力画面の所得金額[47](自動計算) 所得税の額 16 別表5(2)法人税等の納税状況入力画面 翌期へ繰り越す欠損金 31 別表7入力画面の繰越欠損金(自動計算)  こじかのマイクロ法人では、No....