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MFクラウド会計 補助科目の追加

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 2017年初旬にマイクロ法人を設立しました( 記事一覧 )。スタートアップや中小企業に人気のクラウド会計システムであるMFクラウド会計を法人契約し利用しています。これまで新規契約からデータ連携や開始残高の入力に至る初期設定を一通り記事にしてきました。今回は補助科目の追加を記事にしたいと思います。 補助科目とは  補助科目とは、勘定科目を細分化して会計の状況をわかりやすくするものです。 例えば、こじかのマイクロ法人では、勘定科目「普通預金」に「【法人】ゆうちょ銀行」と「【法人】SBI銀行」という補助科目を設定しています。この二つの補助科目はデータ連携機能を設定した際に自動作成されたものです。  使ってみればわかりますが補助科目は極めて便利です。便利というか必須の機能です。もし補助科目が無かったらMFクラウド会計の便利さが半減するといっても言い過ぎではありません。補助科目は、残高試算表では普通預金の明細として表示され、各預金口座の入出金と残高が一目瞭然です。しかもデータ連携しているので、口座の残高と会計帳簿の残高がズレることがありません。   そしてこの超便利な補助科目は普通預金以外の勘定科目でも好きなように設定して使うことが出来ます。こじかはソーシャルレンディングの口座を預託金の補助科目として設定し、FX口座を差入保証金の補助科目に設定しました。   さらに、売掛金に補助科目を設定すると標準装備の得意先レポートで、買掛金で補助科目を設定すると仕入先レポートでそれぞれ状況を確認できます。つまりこの補助科目という機能、骨の髄までしゃぶり尽くさなければいけない機能です。 補助科目の追加方法は下記の通りです。 補助科目の追加方法  左側メニューの「 各種設定 > 勘定科目」をクリック。  画面下部のメニューから、「+補助科目追加」をクリックします。  補助科目追加の画面が表示されたら、設定したい勘定科目を選択し、補助科目の名称を入力します。検索キーは任意です。画面は差入保証金に外為ファイネストを設定した例です。入力内容を確認し「 登録 」ボタンをクリック。  図のように補助科目が追加されます。  同じ要領で預託金にソーシャルレンディングのラッキーバンクを登録してみます。   こじかのマイクロ法人では補助科目が図のように設定されています。今後FXやソー

MFクラウド会計 開始残高と振替伝票入力

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 2017年初旬にマイクロ法人を設立しました( 記事一覧 )。スタートアップや中小企業に人気のクラウド会計システムであるMFクラウド会計を法人契約し利用しています。これまで、 マイクロ法人で新規登録 、 ゆうちょ銀行とデータ連携 、 住信SBIネット銀行とデータ連携 、 Amazaon.co.jpとのデータ連携 を記事にしてきました。今回は開始残高の入力を記事にしたいと思います。今回の記事でMFクラウド会計の初期設定は完了となります。 開始残高の入力  開始残高とは、開業日もしくは会計期間の期首日時点での資産・負債・資本の残高を指します。MFクラウド会計に限ったことではありませんが、会計上のルールとしてスタート地点となる開始残高を登録しなければなりません。こじかのマイクロ法人は資本金200万円で開業しました。この資本金200万円を開始残高として登録してみたいと思います。 左側メニューの「 各種設定 > 開始残高」をクリック。  開始残高の画面にて、資産の部の【法人】ゆうちょ銀行に「2,000,000」を入力。   同じ画面の純資産の部、資本金に同額の「2,000,000」を入力。画面下の借方合計と貸方合計の金額が一致していることを確認し「 保存 」ボタンをクリック。  ホーム画面に戻ると、セットアップ状況が100%に変わっています。これでMFクラウド会計の初期設定はすべて終わりました。 振替仕訳の入力  初期設定が完了しましたので、早速、実際の取引を記録していこうと思います。 こじかのマイクロ法人がメインで利用するゆうちょ銀行はMFクラウド会計とデータ連携しており、口座の取引明細を自動で取り込みます。2017-11-8記事( ゆうちょ銀行とデータ連携 )の通り、ゆうちょ銀行のデータ連携は未記帳分の取引明細しか過去の取引を取り込みません。過去の取引は手動でMFクラウド会計に記録する必要があります。 左側メニューの「 手動で仕訳 > 振替伝票入力」をクリック。  振替伝票入力画面が表示されます。借方、貸方それぞれに勘定科目と金額、必要に応じて補助科目と摘要を入力します。入力内容を確認し「 登録 」ボタンをクリック。   実際には、(借方)ゆうちょ銀行/(貸方)短期借入金、金額はともに「2,000,000」を入力しました。借入の相手は私こじか。2

MFクラウド会計 Amazonとのデータ連携

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 2017年初旬にマイクロ法人を設立しました( 記事一覧 )。スタートアップや中小企業に人気のクラウド会計システムであるMFクラウド会計を法人契約し利用しています。これまで、 マイクロ法人で新規登録 、 ゆうちょ銀行とデータ連携 、 住信SBIネット銀行とデータ連携 を記事にしてきました。今回は通販大手Amazaon.co.jpとのデータ連携を記事にしたいと思います。 Amazon.co.jp とのデータ連携設定方法  MFクラウド会計にログインします。こじかのマイクロ法人は新規登録の際にAmazon.co.jpをデータ連携の候補として選択していましたので、「あなたがチェックした連携サービス」の欄に選択肢として提案されていました。「登録」ボタンをクリック。  こじかのように新規登録の際に選択していない場合は、左側メニューの「 データ連携 > 新規登録」または「セットアップ状況」の「データ連携済」をクリック。「 通販 」カテゴリーからAmazon.co.jpをクリックします。  Amazon.co.jpのEメールアドレスとパスワードを入力します。自動取得対象の開始日はどちらかを選択し、「 連携登録 」をクリック。  登録済一覧にAmazon.co.jpが追加されます。取得状態の要画像認証をクリック。   画像から文字を読み取って入力し、「 登録 」ボタンをクリック。  入力情報が正しければ登録済一覧の取得状態が「正常」に変わり、取引明細がクラウドに取り込まれます。  明細一覧の「閲覧」をクリックすると以下のように明細が表示されます。   MFクラウド会計のホーム画面に戻ると、先にデータ連携の設定を完了させていた【法人】ゆうちょ銀行の右側にAmazon.co.jpが表示されました。  なお、Amazon.co.jpの設定は成功したものの、クラウドに取り込んだ明細は仕訳として登録しないことにしました。Amazon.co.jpの決済は住信SBIネット銀行のデビットカードで決済しているため、すでにデータ連携している住信SBIネット銀行の取引明細と重複しています。   こじかのマイクロ法人のようにデビットカードではなく、クレジットカードで決済する場合は預金の引落が数カ月後にズレるため、Amazon.co.jpの明細を取り込んで一旦未払計上するのが正しい会計処理とな

MFクラウド会計 住信SBIネット銀行とデータ連携

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 2017年初旬にマイクロ法人を設立しました( 記事一覧 )。スタートアップや中小企業に人気のクラウド会計システムであるMFクラウド会計を法人契約し利用することにしました。初回の記事では(2017-10-23 マイクロ法人で新規登録 )MFクラウド会計の新規契約と事業所情報の入力まで行い、会計システムとして最低限利用可能な状態までセットアップしました。次の記事では(2017-11-8 ゆうちょ銀行とデータ連携 )ゆうちょ銀行口座の取引明細をMFクラウド会計へ自動的に取り込むべく、データ連携機能を使えるよう設定しました。  こじかのマイクロ法人は住信SBIネット銀行に法人口座を開設し(2017-3-18 住信SBIネット銀行口座開設 )、それをサブの銀行口座にしています。今回は住信SBIネット銀行とのデータ連携を記事にしたいと思います。ゆうちょ銀行と基本的な設定は同じですが、住信SBIネット銀行の方がやや簡単です。 住信SBIネット銀行のデータ連携設定方法  MFクラウド会計にログインします。左側メニューの「データ連携? > 新規登録」または「セットアップ状況」の「データ連携済」をクリック。  【法人】住信SBIネット銀行をクリック。  「 【法人】住信SBIネット銀行と連携する 」ボタンをクリック。  住信SBIネット銀行のユーザーネームとWEBログインパスワードを入力し、「 ログイン 」ボタンをクリック。  「 利用規約に同意の上許可 」ボタンをクリック。  自動取得対象の開始日「取得可能なデータをすべて取り込む」を選択し、表示名(任意)およびメモ(任意)をそれぞれ入力し「 保存する 」をクリック。  これで住信SBIネット銀行の連携の設定は完了です。設定が正しく行われると取得状態が「正常」と表示され、取引明細が取り込まれます。  ゆうちょ銀行のデータ連携のときと違い、口座開設以降のすべての取引明細がクラウドに取り込まれました。明細一覧の「閲覧」をクリックすると以下のように明細が表示されます。  ちなみに住信SBIネット銀行の口座は法人口座でも無料でデビットカードを発行できます。こじかのマイクロ法人ではこれをクレジットカード代わりに使い、通信販売やインターネットの各種サービスの決済に利用しています。即時口座から資金が引き落とされるので仕入決済には不向き

MFクラウド会計 ゆうちょ銀行とデータ連携

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 2017年初旬にマイクロ法人を設立しました( 記事一覧 )。スタートアップや中小企業に人気のクラウド会計システムであるMFクラウド会計を法人契約し利用することにしました。前回の記事(2017-10-23 マイクロ法人で新規登録 )ではMFクラウド会計の新規契約と事業所情報の入力まで行い、会計システムとして最低限利用可能な状態までセットアップしました。MFクラウド会計の画面上セットアップ状況が50%となっています。  MFクラウド会計にはデータ連携という大変便利な機能が標準装備されています。2017年11月現在、金融機関やクレジットカード、決済、POS、クラウドソーシングなど3,633の口座・サービスに対応しています。連携先の取引明細を定期的に自動でクラウドに取り込み、設定次第では自動で仕訳までしてくれる優れモノです。上手に利用すれば面倒な帳簿作業を劇的に軽減できるでしょう。まさにクラウドの本領が発揮される機能です。  今回はゆうちょ銀行とのデータ連携を記事にしたいと思います。こじかのマイクロ法人はゆうちょ銀行に法人口座を開設し(2017-2-8 ゆうちょ銀行口座開設 )、それをメインの銀行口座にしています。銀行口座の動きをいちいち仕訳するもの面倒ですから、この便利機能を使うことにしました。後述の設定は最初に一度だけすればよく、設定後は口座の動きが自動的にクラウド上に反映します。 ゆうちょ銀行のデータ連携設定方法   MFクラウド会計にログインします。「セットアップ状況」の「データ連携」をクリック。  「次に金融機関の登録をしましょう。」の「金融機関の登録」の部分がリンクになっています。そこをクリック。  連携したい金融機関を検索します。こじかのマイクロ法人は新規登録の際にゆうちょ銀行をデータ連携の候補として選択していましたので、「あなたがチェックした連携サービス」の欄に選択肢として提案されていました。【法人】ゆうちょ銀行をクリック。  ゆうちょ銀行のお客さま番号とログインパスワードを入力します。自動取得対象の開始日は「取得可能なデータをすべて取り込む」を選択し、「 連携登録 」をクリック。   「口座を登録しました」とのメッセージが表示されます。登録されたゆうちょ銀行の取得状態は「取得中」と表示されているのでそのまましばらく待ちます。  取得状態が「要追加認証