宅建士一発合格した勉強法④受験対策編
これまでの記事でご案内した通り、こじかは平成28年度の宅地建物取引士の資格試験に初めて挑戦し一発合格しました。サラリーマンとして働きながら38点を得点した勉強方法を何回かの記事に分けて紹介してきました。今回が最終回、受験対策編です。
こじかの受験対策は一つだけ、ズバリ、リアル模試です。リアル模試とは、本番試験にできる限り環境を合わせた模擬試験のことで、こじかが勝手に名付けたものです。こじかはこのリアル模試を本番1か月前から初めて合計8回実施しました。リアル模試の効果は非常に高く、リアル模試を一回受けると平均1点アップする感じです。
ちなみに、模試の1回目と2回目はフォーサイトの教材で、3回目以降は書店で購入した市販のものです。試験直前になると書店に大量に陳列されますので、好みのものを選びました。なお、合格ラインは模試毎に異なるため、ある程度の参考と考えています。とにかく絶対安全圏の40点越えを目指しましたが、最後まで叶いませんでした。こじかは40点を超える人をとても尊敬します。
リアル模試・本試験の結果
- 1回目 28点(合格ライン▲3点)
- 2回目 30点(合格ライン▲1点)
- 3回目 31点(合格ライン▲2点)
- 4回目 31点(合格ライン+1点)
- 5回目 35点(合格ライン+3点)
- 6回目 36点(合格ライン+2点)
- 7回目 37点(合格ライン+6点)
- 8回目 37点(合格ライン+5点)
- 本試験 38点(合格ライン+3点)
リアル模試・本番試験タイムスケジュール
- 06:30 起床(平日同様)
- 07:00 朝食
- 08:30 移動
- 09:00 図書館入場、暗記パン熟読
- 11:00 昼食(牛丼)、昼寝
- 12:00 移動、試験準備、瞑想(10分前)
- 13:00 模擬試験開始
- 15:00 模擬試験終了、休憩、採点、暗記パン追記
- 19:00 図書館退出
リアル模試で最も重要なのは結果の反省です。過去問とは違い、模試では弱点が露わになりますから、対策を暗記パンに追記し、後日弱点を重点的に学習します。このような反省をしっかりやると、着実に得点が一点づつ伸びていくのが実感できます。
リアル模試は試験会場から徒歩10分の場所にある図書館で行いました。リアル模試と本番試験との違いは物理的に座る席だけです。試験時刻や試験時間は当然同じとして、起床してからの行動や昼食時間、昼食のメニュー、昼食後の昼寝時間まで同じにしました。昼寝の後の移動も実際に同じ距離を歩きます。
特に昼食の取り方は非常に重要だと思っています。早めの11時に昼食を済ませ、図書館に戻って30分間程度の昼寝をします。この30分の昼寝が効くんです。昼寝の後は目がパッチリ、頭脳も冴えます。試験中に眠くなることや集中力が途切れ来るともありません。
模試そのものは本番同様真剣に行います。模試の開始10分前は目をつぶり、今日は本番だ、絶対合格できると強く念じます。本番同様に時間を1分たりとも無駄にせず、隅々まで見直しを行います。
人により最適なタイムスケジュールや食事は違うと思いますが、リアル模試を8回繰り返す中でこじか用に最適化されたのが上記のタイムスケジュールでした。
ちなみに試験当日もリアル模試と同じ図書館に入場し、試験開始まで全く同じタイムスケジュールを実行しました。リアル模試を8回も繰り返していると、気分的には本番が9回目のリアル模試程度に思えるから不思議なものです。リアル模試同様、過度に緊張することなく実力を出し切ることが出来たと思います。
結果、リアル模試では到達できなかった自己最高点38点を本試験で得点しました。
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