マイクロ法人設立 日程

 2017-1-30記事(マイクロ法人 費用)の通り、「ひとりでできるもん」というWeb上の会社設立サービスを利用しマイクロ法人を設立しました。事前の設立準備(2017-1-29記事)が出来ている状態で、手続きを開始してから約2週間でマイクロ法人の登記が完了しました。内訳は定款認証に1週間、登記完了まで1週間といったところです。 

 工夫と手間を惜しまなければもう少し短縮できると思われますが、プライベートカンパニーですからさほど急ぐ理由もありません。確実さを優先して手続きを進めました。 

 

1.定款認証

 こじかが設立した法人は株式会社です。株式会社を設立するには定款を公証役場で認証するという手続きを踏まなければなりません。定款認証は次のようなスケジュールで進みました。

<定款認証スケジュール>

  1. ひとりでできるもん会員登録(無料)
  2. 役員構成決定、会社情報入力
  3. システム申込・3,780円クレカ支払
  4. 電子定款作成コース選択
  5. 提携の行政書士へ62,000円振込
  6. 電子定款作成依頼
  7. 定款認証の必要書類を行政書士へ郵送
  8. 行政書士が成果物を発送
  9. 成果物到着(電子定款CD-R1枚・定款の謄本2通)
 1~5までが1日目、6~7が2日目、8が4日目、9が5日目といった具合です。 電子定款は作成から受け取りまで全てお任せするコースを選択したので、自分がどこかへ出向いてい行う手続きはありません。Webサービスのメニューに従って手続きし、1週間程度で登記に利用する定款の謄本を入手出来ました。

2.登記申請

 法人の登記に必要な書類は「ひとりでできるもん」が全てサポートしてくれました。資本金を払い込んだ銀行口座のコピーのしかたまで丁寧に解説してくれます。

  設立した法人の本店所在地は埼玉県です。埼玉県で法人登記できる法務局はさいたま市中央区にあるさいたま地方法務局本局だけとなります。こじかは認証済み定款の謄本と申請書類一式を携え、代表取締役に就任する妻と一緒に法務局本局へ向かいました。 

 申請といっても申請書類に登録免許税の支払となる印紙を貼り、窓口で提出するだけです。印紙は法務局で販売しています。窓口では申請書類の不足チェックはしているようですが、内容の確認はしてくれませんでした。書類に不足が無く印紙が貼られていれば受領してくれるようです。 

 そして申請書と引き換えに、登記完了予定日が記載された書面を受領しました。こじかは木曜日の午前中に申請したのですが、書面には6日後の水曜日の午後が登記完了予定となる旨が記載されていました。 申請書類に不足や不備があると、申請書に記載した携帯電話番号あてに連絡があるようです。幸いこじかの場合は連絡がなく、書面に記載の通り登記が完了しました。 

<登記スケジュール>

  1. 資本金の払込み・通帳コピー
  2. 登記必要書類の印刷・準備
  3. 法務局へ登記申請(登録免許税)
  4. 登記完了(6日後の午後5時)

 登記必要書類一式を所管の法務局へ申請し、6日後には登記の完了を確認できました。申請に問題が無かったので、登記申請日が法人の設立日(誕生日)となりました。毎年この日を誕生日として祝おうと思います。 

 なお、登記完了日から数日後となりますが、法人番号通知書が本店所在地宛てに郵送されてきました。法人番号通知書は銀行口座開設などで求められる大事な書類です。

 以上のように、マイクロ法人を無事に設立することが出来ました。しかし、登記が完了しただけでは法人として自由に活動できるわけではありません。税務署や役所への諸届、銀行口座の開設など、やるべきことがまだまだあります。そのあたりのことを次回以降記事にしていこうと思います。

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