マイクロ法人設立 費用

 マイクロ法人を設立するにあたり、「ひとりでできるもん」というWeb上の会社設立サービスを利用しました。こじかは法人を設立するのが初めてであり、どのサービスがベストなのかわかりません。とりあえず書籍を通じて知った「ひとりでできるもん」を使いました。

 

 Web上のメニューに従って必要事項を入力していけば、会社設立に必要な各種書類が次々に出来上がるというサービスです。ヘルプや説明ページがとても充実していて、迷ったり不安に思うことはありませんでした。 

 また、変更登記にも対応しているので、よほど複雑な変更でない限り、設立と同様にリーズナブルなサービスを受けることが出来るようです。

  こじかが設立したマイクロ法人は株式会社です。株式会社は登記に先立ち、公証役場で定款の認証をしなければなりません。普通に紙の定款で認証すると印紙税が4万円かかるそうですが、電子認証によって印紙代4万円を節約することが出来ました。 

 今回こじかが設立した株式会社設立の実費を以下に示します。

項 目 金 額 決 済
システム利用料 3,780 円 クレカ
電子定款作成等 10,000 円 銀行振込
定款認証料 50,000 円 銀行振込
定款認証諸経費 2,000 円 銀行振込
登録免許税(半額) 75,000 円 印紙
合 計 140,780 円

 

 「ひとりでできるもん」への直接の支払いは3,780円(税込)。一応キャンペーン価格ということでしたが、いつでもこの価格のようです。

 電子定款の作成から公証役場での受け取りまですべてお任せするコースを選択し、10,000円の費用がかかりました。電子定款の作成だけを依頼し、公証役場へ自分で取りに行けば5,000円で済むのですが、面倒だし、勤務先を休むのも難しいことからお金で解決しました。なお、定款認証にかかる費用合計62,000円は「ひとりでできるもん」に支払うのではなく、提携先の行政書士の銀行口座へ直接振り込みました。 

 定款認証および定款認証諸費用、登録免許税はどこの誰がやっても同じようにかかります。ただし、2017-1-5記事(マイクロ法人設立 株式会社と合同会社)の通り、登録免許税は半額にすることができました。 

 以上が株式会社を設立するに要した実際の費用です。一般的には登録免許税が15万円で、行政書士が5~10万円程度かかるとすると、トータル25~30万円の費用となります。インターネットのサービスと登録免許税の半減により10万円以上節約することが出来ました。 

 もう少し頑張れば13万円台で株式会社を設立出来ましたが、手間とのバランスも考慮してベターな選択だったと思います。

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